翻訳者のブログ

著者雑感 ~優しさと愛~

優しさと愛はちがう。
人権の問題が起きた時に、
それはわかる。

愛がなくても、優しくなれる。
本当の優しさが問われるのは、
人権や正義が求められる時。

真の愛は、包摂的、包括的だ。
正義も人権も倫理も含む、
真の優しさを宿している。

順境にある自分に
真の愛は宿っているだろうか?
問いかけてみたくなるこの頃。

優しさを求めながらも、
自己満足でない、人を偽らない優しさを
厳しく自分に問うてみる。
(2021年5月12日 あるスリランカ女性を想う) 

訳者