私は今、祈るような思いで、サラ・ヤングの「イエスの呼びかけ」を訳している。最初は、自分で味わうためだった。でも、病に苦しむある人のことを知らされ、彼女のことを想いながら、言葉を紡いでいる。どうか、「イエスの呼びかけ」が彼女のもとに届き、力を与えてくれますように。
7月27日の言葉から:
希望は、あなたを天国とつなげる黄金の糸だ。この糸があれば、たくさんの試練に見舞われても、あなたは毅然と振舞うことができる。わたしは決してあなたのそばを離れないし、あなたの手を放すこともない。だが、この希望の糸がなければ、わたしと坂を登っていても、あなたはうなだれ、足を引きすることになるだろう。希望があれば、疲れた足で眺める景色は、高みから眺める栄光に満ちた景色に変わる。わたしと共に登っている道は、最終的には天国へと通じるハイウェイであることを知るがよい。この輝かしい目的地を思えば、道中の険しさや易しさはあまり重要ではなくなる。わたしがあなたの胸に刻んでほしいことが二つある。それは、わたしの絶えざる存在と天国への希望だ。
希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。
―ローマ12:12
しかし、わたしたちは昼に属していますから、信仰と愛を
胸当てとして着け、救いの希望を兜としてかぶり、身を慎んで
いましょう。―1テサロニケ5:8
それは、目指す希望を持ち続けようとして世を逃れて来た
わたしたちが、二つの不変の事柄によって力強く励まされる
ためです。この事柄に関して、神が偽ることはあり得ません。
わたしたちが持っているこの希望は、魂にとって頼りになる、
安定した錨のようなものであり、また、至聖所の垂れ幕の内側
に入って行くものなのです。―ヘブライ6:18-19
(サラ・ヤングの「イエスの呼びかけ」より)
(訳者)