翻訳者のブログ

著者雑感 ~形見~

霊的につながりの深かった
ある方の命日が近い。

そんな時、ふと思う
見えない糸は
今もつながっていると。

モノへの執着を
自分に戒めているが、
形見のありがたさを
今 しみじみと思う。

その方を偲ぶ
よすがになるから。
形見を通して人を偲ぶ
悪いことではない。

でも、形見がなくても
偲べるようになったら素敵だ。
それは 執着からの解放だから。

故人への深い想いを
純粋に思い出として心に刻みたい
執着も迷いもなく。。。

無形の存在に思いを馳せる日々。
(2021年10月10日)
(訳者)