この頃、毎日のように
マタイ受難曲を聴く。
「憐み給え、我が神よ」
聴きながら
柳田邦男の「犠牲:サクリファイス」
を手に取る。
明日は終戦記念日。
なんと多くの人たちが
犠牲になったことか。。。
この世の中は
犠牲で成り立っているのか。
犠牲があるなら、その数だけ
憐みもなくてはならない。
ふと思う、自分は、
その犠牲を踏み台にして
生きているのではないかと。
私の贖罪の旅は
これからも続く
連帯の贖罪と祈りの旅。
サクリファイスの魂に
寄り添って生きていきたい。
「憐み給え、我が神よ」
(2022年8月14日)