事実を知らずして
真実はないのか
真実を知りたいけれど
新聞もテレビも
見るのが辛い
真実への渇望と
事実を知ることへの恐怖が
せめぎあう
加齢のゆえか
病のゆえか
勇気が失せている
このごろ
でも
苦しむ人たちのことを
忘れずにいたい
寒さと飢え
危険との隣りあわせ
想像してみる
でも及ばない
私の想像力では
それが現実
ゆるしてほしい
安穏に暮らすわたしを
魂の安らぎを
求めて生きたい
自分のためにも
他者のためにも
祈りって
きっと
そのために
あるのだろう
魂が魂に寄り添うために。。。
(2023年2月18日深夜)