翻訳者のブログ

著者雑感 ~今日の言葉~

サラ・ヤングの「イエスの呼びかけ」から、今日の言葉をご紹介したい:
3月12日

待つこと、信頼すること、希望することは、複雑に絡み合っている。まるで、黄金の撚り紐が強力な鎖を作るために縒り合されたように。信頼は、わたしが最も望んでいるわが子らからの応答であるがゆえに、その中心をなす撚り紐である。待つことと希望することは、中心の撚り紐を装飾し、わたしに繋げる鎖を強めるものである。わたしに目を注ぎながら、わたしの働きを待つことは、あなたが本当にわたしを信頼していることを示す証しである。口では「主よ、信頼しています」と言いながら、自分流のやり方で物事を推し進めようとするなら、あなたの言葉は空しく響く。希望することは未来を指向することであり、あなたを天国を受け継ぐ者にしてくれる。だが、希望の実りはひとえに、現在のあなたにかかっている。
あなたはわたしのものであるから、ただ漫然と待って過ごすことはない。期待しながら、希望に満ちた信頼のうちに待つことができる。わが臨在のかすかな光をも見逃さないように、アンテナを張っているがよい。

心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。
― ヨハネ 14:1

主を待ち望め、雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め。
― 詩編 27:14

それは、目指す希望を持ち続けようとして世を逃れて来たわたしたちが、二つの不変の事柄によって力強く励まされるためです。
この事柄に関して、神が偽ることはありえません。わたしたちが持っているこの希望は、魂にとって頼りになる、安定した錨のようなものであり、また、至聖所の垂れ幕の内側に入って行くものなのです。イエスは、わたしたちのために先駆者としてそこへ入って行き、永遠にメルキゼデクと同じような大祭司となられたのです。― ヘブライ 6:18-20

(サラ・ヤングの「イエスの呼びかけ」より)